年末も迫り、冷え込む日が続いております。
イベントも盛りだくさんで皆さんお忙しく過ごされているかと思います。
クリニックでは今月から新たに加わった看護師さん2名の歓迎会も兼ねて、初めての忘年会を行いました。
スタッフ全員が揃うことは年に数回しかないので、積もる話もあり大盛り上がりで楽しい時間を過ごすことができました。
さて今回は、この寒い季節に多く見られる皮膚トラブル【小児乾燥型湿疹】と【皮脂欠乏性湿疹】についてお話ししたいと思います。
【小児乾燥型湿疹】
幼児期から学童期は皮脂の分泌量が少なく乾燥肌になりがちです。
また、冬の乾燥も加わり乾燥の痒みから皮膚を掻いてしまい、炎症が起きたものを【小児乾燥型湿疹】といいます。
保湿などの適切なスキンケアを心がけると同時に、ステロイド外用剤の使用や抗ヒスタミン薬の内服をおこないます。
【皮脂欠乏性湿疹】
加齢や、過度の洗いすぎにより皮脂が減少した状態を【皮脂欠乏性】といいます。
【皮脂欠乏性】では皮脂・天然保湿因子・角質細胞間脂質が少なくなっており、それに炎症が加わると【皮脂欠乏性湿疹】となります。
治療はまずは保湿が大切です。症状に応じて、ステロイド外用剤の使用や抗ヒスタミン薬の内服をおこないます。
冬は乾燥肌になりがちですので、しっかり保湿をすることを心がけましょう。
気になる症状がありましたらお気軽にご相談にお越しください。
今年の5月に開業させて頂き、たくさんの患者さんに来院して頂きました。
まだまだ改善すべき所も多いかと思いますが、これからもスタッフと力を合わせ、より良いクリニックを目指して努力して参ります。
最後になりましたが皆さま体調にはくれぐれも留意して、良いお年をお迎えください。
※12月30日(土)~1月3日(水)まで休診とさせて頂きます。
1月4日(木)午後診からは通常通り診察いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。